富山市の「隠れ里」、旧やまだ村を舞台に、11/8~10日「やまだ村塾」が開催されました!

2019年、11月の晩秋に開催された「やまだ村塾」。

かつて、山田村と呼ばれたこの地区は、1996年に、村内の希望する全世帯にパソコンを無料で貸与。家庭におけるパソコン、インターネットの普及率が日本一で、「電脳村」と呼ばれたことも。その後、2005年に、婦中町、八尾町、細入村など7市町村と合併して富山市になりました。


富山市の中心市街地から、車で30分ほど。標高100mから1,000mの間に、棚田や森林が広がり、その中に集落が点在しています。

冬には、平場で1~2m、高地で4mの積雪になる典型的な中山間地域。ここで作られる農作物は、一度食べるとクセになる美味しさ。その秘訣は、山田地区の赤土。ミネラルを豊富に含み、独自の粘土質を持った赤土の力と、300mの標高差による寒暖差が美味しい作物を生むのです。

初日は、りんご収穫から。
山田のりんごは、県内でもファンが多く、摘み取り体験のできる11月は、たくさんのお客さんで賑わいます。
写真左側が、やまだ村塾の塾長、吉田さん。地元の方から愛される昔ながらの「吉田商店」を営まれています。




このりんごを絞った生ジュース、「山田の案山子」で販売されており、その場で圧搾機にかけて絞られるジュースはフレッシュそのもの。一杯、100円(小)、150円(大)という破格なお値段。しかも、リンゴ・お米ご購入の方はなんと、無料です(山田の案山子は現在、冬期休業中で、2020年の営業開始は3月7日(土)から)

りんごが絞られる様子を見学していたのですが、作業はかなり大ざっぱ。コップからダバダバとかなりの量が溢れます。ついつい、「もったいない」と、ドキドキしながら見守りましたが、スタッフの方はあまり気にしていない模様。

県外の方はご存知ないかもしれませんが、「山田の案山子」、美味しいお野菜がお手頃に手に入るということで、県内からもファンが多い直販施設です(この中に併設されたお蕎麦屋さん「おんもり庵」さんは蕎麦好きな方にオススメ。貴重な山田村の地粉のみを使って打たれたお蕎麦はわざわざ食べに行く価値アリですよ。ちなみに、こちらの大将が、やまだ村塾3日目のプログラム、蕎麦打ち体験の講師も務めてくださっています)。



快晴に恵まれた2日目は紅葉の牛岳登山へ。登山口の5合目より出発。途中、休憩を挟みつつ。


11月9日は紅葉真っ盛り。フカフカの落ち葉の上に寝転がって見上げた紅葉と空です。

午後からは、大根、赤かぶの収穫体験で、農園へ。富山県内を一望できそうな見晴らしの良さ。この標高差が美味しい作物を生む秘訣なんです。

腰も入って、なかなか、様になっていますね。

何を探しているのかと思われるかもしれませんが、収穫するにふさわしい、頃合いの大根を探している図(と言ってもほとんどが、収穫できる立派な大きさですが・・・)。

中には、二股になったこんな大根も(見た目がユニークだけで、味は遜色なし。だけど、残念ながら出荷はできないのです)。

「山田の案山子」では、春になるとジャンボスイカ作りのコンテストも行われています。


今回、県内から参加された方は、すっかり山田村のファンになったそうで、「来年から山田に通ってスイカを作ります!」と宣言されました。「富山県内に住んでいても、山田のことは実はあまり知らなかった。市内からも30分あまりで、こんな魅力的な場所があったんですね」と何とも嬉しいコメントをいただきました。

あっという間に3日目、最終日。

この日は、「おんもり庵」の大将、若林さん(写真真ん中)が教えてくれる蕎麦打ち体験です。


地元で栽培された蕎麦「山田牛岳蕎麦」を100%使用したこだわりのお蕎麦がいただける「おんもり庵」。「山田の案山子」内に店舗を構える人気のお蕎麦屋さんです。月に2回ほど蕎麦打ち教室も開催しているので気になった方はおんもり庵までお尋ねくださいね。

参加者の皆さん、なかなかいい手つきです。

この表情が、美味しさを物語っています。

今回、参加者は少なかったものの、少人数だからこその濃厚な時間&コミュニケーションが深まったやまだ村塾。
参加者の方は確実にやまだ村のファンになってくれたようです。

3日間、吉田塾長をはじめ、地域の皆さま、本当にありがとうございました!
2020年のやまだ村塾にもご期待くださいね。