里山の暮らしを体感する国吉塾、9/22~23開催されました!

これまでの2泊3日から、1泊2日に短くなって開催された今年の国吉塾。
国吉塾の魅力は、ディープ過ぎない、「ほどよい田舎」(里山)を舞台に繰り広げられる「営み」。

塾長も、これまで長年務めてこられた吉野さん(写真左から2番目)から、杢大(もくだい)さん(写真一番左)に若返り、内容もギュッと凝縮させて行われました。参加者は、岐阜、愛知をはじめ、県内からも参加者が集まり、途中参加も含め総勢12名。


初日は、若き酪農家、青沼光さんの牧場で、エサやりや乳しぼりなどの酪農体験。

富山県への移住者でもある青沼さんの、牧場を経営するまでのお話、酷暑の中でも乳量を下げないどころか、逆に上げるほどのしっかりとした飼育体制、地域にしっかりと根付かれている姿には、多くの塾生が関心をもって聞き入るプログラムです。

そして何より、夫婦二人三脚での家族経営!こんなステキな青沼ファミリー。

青沼さんのところでは、「牛に必要な栄養素を混ぜて乳酸発酵させたエサ」(「発酵TMR」と言うそうです)をベースに、おからや規格外の野菜、シメジを収穫した後の「廃菌床」、食用に出来ないお米を砕いた「破砕米」、酒かすなど、廃棄される運命になるものを、あますところなくエサとして与えています。まさに「循環型」の飼育を行っています。

牛舎で干し草を、牛が食べやすいよう、寄せる作業をお手伝い。

そして、この日はなんと、牛の出産シーンに遭遇!お母さんの身体から、ちょっぴり覗いた子牛の足に青沼さんが鎖を巻きつけて、タイミングを見ながら引っ張ります。お母さん、頑張って!見ている側も、みんな手に汗握るひととき。

そして、無事、生まれた子牛。生まれたてホヤホヤで、身体から湯気が出ていそうな熱気。
周りの牛たちも、この出産シーンをずっと見守っていました。

続いて、乳搾りなどを行いました。おっかなびっくり。上手に絞れたかな?

初日、夜の交流会では、参加者が地元の方々と一緒になって、塾長、杢大さんが作った新米、川西米(かわにしまい)で、おむすび作り。
富山県西部を流れる小矢部川の西側が生産地で、古くから「川西のお米」として珍重されてきました。

良質の土壌と、豊富な水で作られたお米本来の、粘り・甘味・香り。富山県産コシヒカリの中でも選び抜かれたお米です。


それを握ってしまうという贅沢たるや。富山と言えば、何でもかんでも、とろろ昆布の食文化。ここでも、もれなく、とろろ昆布とゆかりにまぶしていただきます。

続く二日目。朝食も塾生たちで作ります。ご飯は釜炊き。
火の加減を見ながら、そわそわと完成を待ちます。

見事、炊きあがり! 炊きたての新米を味見している?の図。


国吉塾の核をなすプログラムとも言えるのが竹林整備。
伐採した竹を粉砕機に入れて、木っ端微塵にしていきます。粉砕機から放出される竹チップ。ものすごい爆音と、迫力たるや!


次々と、竹を吸い込んでいきます。


続いて、サツマイモ掘り、りんご狩りと、秋の味覚の収穫体験。
昨年は不作だったサツマイモも、今年は立派に実っています。
なんと立派なサツマイモ!

リヤカーからあふれんばかりに一杯に積まれた収穫物とともにパチリ。
いい汗をかきました。

続いてりんご狩り。ここで栽培する「国吉りんご」は県内でも有名なブランドで、学校給食などにも出されているので、馴染みのある県民の方々も多いはず。ちなみに、この国吉りんご、品種でいうと、9月は「千秋」、10月は「紅玉」「王林」など、11月は「ふじ」が収穫されます。

熱心に説明を聞く塾生の皆さん。美味しそうに実った真っ赤なりんごを前に、既に、収穫が待ちきれない様子。
近くには選果場であり直売場もあるので、帰りに購入も可能です。

いい表情!
「じゃがいもで愛は語れないが、果実には夢とロマンが詰まっている」と言ったのは誰でしたっけ?
りんご畑からも、何かステキな物語が生まれそうな予感が♡


まだまだ体験は続きます。

昨年も好評だった竹細工作りでは、お部屋のインテリアにもなるランプシェード作り。まずは、カットされた竹筒の中からお好みの太さを選び、何パターンか用意されたデザイン画を上に貼り付け、上からドリルで穴をあけていきます。

ポイントは、大きめな穴の周りに小さな穴を飾り付けると、中に明かりを灯した時に美しく映えます。

このランプシェード作り、大人もついついハマってしまう楽しさ。完成が楽しみですね。

そして、中に明かりを灯して完成! 「どう?上手にできたでしょ?」の誇らしげなピース顔(^o^)
お家の玄関先に飾ってもステキなインテリアになりますね。


あっという間の2日間でしたが、県外から参加された方からは、「富山県のことが大好きになりました。今までやったことのない体験や食べ物に感動しました」という声も寄せられました。

国吉のファンになってくださった皆さん、地元に戻られたら、国吉の「広報大使」として、地域と人の魅力を口コミでお伝えいただき、そしてぜひ、また国吉を再訪してくださいね。

杢大塾長をはじめ、サポートしてくださった地元の皆様、今回も2日間、ありがとうございました!