「生きる、暮らしを考える『ながたん塾』10/6~8開催されました!」

とやま帰農塾の中でも、もっともワイルドかつ「生きる」に直結しているのでは?と思うのがこの「ながたん塾」。富山の秘境とも言われる大長谷を舞台に行われた3日間は、参加者の皆さんにとってもかなりディープな「とやまの田舎暮らし体験」となりました。

この「ながたん塾」のメインプログラムは「鶏さばき」。文字通り、生きた鶏をさばく体験です。昔の人は皆さん、こうやって「生きている命」を有り難くいただいたのですが、現代ではそうした機会もなくなりました。そして、ながたん塾の塾長は、今村農園の今村さん。熱い情熱を持ったお父さんです。

 

まず初日は、「大長谷ハンターズジビエ」へ。狩猟で手に入れたお肉を食肉処理し、販売するこちら。代表の石黒木太郎(もくたろう)さんは、ここ、大長谷生まれの大長谷在住。2014年、23歳の時に狩猟免許を取得されました。

猟には、縄と銃の2種類があり、写真は、縄を使った狩猟について説明してくれている様子。

もともと、自家消費が目的で始めた狩猟でしたが、食べ切れないぐらい手に入るお肉。そして「販売してほしい」との声も入るようになり「よし、自分も解体所を作ってしまおう!」と決意した木太郎さん。元郵便局だった納屋を譲り受け、こつこつとセルフビルドしてしまったという、なんとも器用なハンターです。

小屋には、熊の毛皮も。鋭い爪がリアルです。

初日の夜は、大長谷ふるさと交流センター2階にて地域の方々と交流会です。イタリアンのシェフ、村上恵美さんによる旬の食材が詰まったお食事をいただきつつ、自己紹介タイムで場も和み、会話も弾みました。

続く2日目。この日は塾長の今村農園で、メインプログラムである鶏さばき、鶏の毛むしり、無農薬有機栽培のお野菜の収穫などを行います。まずは、歩いて野菜収穫へ向かいます。

イチゴの苗を植え替えたり、倒れたネギに土寄せをしたり。

見事に虫に食べられレース状になってしまった白菜。さぞかし、美味しかったのでしょう。ここまで穴があくともはや芸術的なレベルです。

雨上がりのしずくがネックレスのように。

続いては鶏小屋で鶏さばきの体験です。果敢にも女性参加者がチャレンジ。心身ともにかなりエネルギーを使う作業です。この時は無我夢中で、終わった後の疲労感と放心感は相当のものだったとか。

続いては、さばいた鶏の毛をむしります。

 

内臓を処理しながら、それぞれの部位などについて説明してくださる今村塾長。

お昼も近づいてきたので、参加者の皆さんで昼食の準備に取り掛かりつつ。

2階の素敵なロフトスペースが昼食会場に。

午後からも張り切って参りましょう!

午後からは耕運機を使っての作業にもチャレンジしました。最初は慣れない手付きでも、コツを覚えると皆さん、動きもスムーズに。

畑に有機肥料をまいたり。

朝から夕方まで、良く動き、働いた2日目でした。

 

そして最終日の3日目は、皆さん、楽しみにされていたキノコ狩り!ご自身も大長谷への移住者であるタカシさんのガイドのもと、山へ分け入ってキノコを探します。

この日はピーカンの晴れ模様だったので、山歩きも楽しみながら。

とびきりの笑顔も飛び出して。

最後は収穫したキノコたちを選別しながら洗います。これは皆さんの帰りのお土産に!

今回もあっという間の3日間。初日と最終日では、皆さんのお顔も少しだけ精悍になったような気が。日頃できない体験を通じて、生きることの「たくましさと厳しさ」、それに生きるものへの「優しさ」も感じられたのかもしれません。

今村塾長をはじめ、地域の皆さま、今回も最後まで本当にありがとうございました!