「海&魚体験が満載の氷見・灘浦塾が8/31~9/1行われました!」

県内10箇所で開催される「とやま帰農塾」の中でも、唯一、海のアクティビティに特化した灘浦塾。魚さばき体験をはじめ、カヤックやイカダなどの体験もできるとあって毎年人気の講座です。

日本海・富山湾に面し、能登半島の東側、その付け根に位置する氷見市。海岸線に沿ったエリアに位置する灘浦海岸周辺には、新鮮な魚料理が自慢の民宿が軒を連ねます。県外の方々はもちろん、富山県内の人々が予約を入れてわざわざ宿泊に訪れる、と聞くだけでも人気のほどがうかがえます。

今回の参加者は東京、神奈川、大阪、長野など各地から20名。夏休み期間とあって、小学生や高校生、大学生から60代まで幅広い顔ぶれが揃いました。

今年は酷暑や大雨など異常気象が続きますが、この灘浦塾でも、初日は土砂降りの大雨。開講式を予定していた場所を変え、氷見市漁業文化交流センター(旧・魚々座〈ととざ〉)にて開講式を行い、続いて、魚さばき体験、ところてん作り、夜の懇親会まで一気に行いました。

目を引くのが施設内に飾られた大漁旗(たいりょうばた)。名前の通り、漁に出た船が「大漁」で帰港する時に船に掲げる旗で、見るからに景気のいい「縁起もの」です。

灘浦塾の塾長は、写真の杉木さん。旬の味覚にこだわった「民宿」ならぬ「味ん宿・灘浦荘」を経営する氷見のお父さんです。チャッチャッと手際の良い魚さばきはさすがです。氷見のオトコは魚さばきも朝飯前なのです。

大きな縞柄が印象的なシマダイ(イシダイと呼ぶ地域も)が大量に。高級魚だそうですが、こぶりなサイズなので、今回は豪快にブツ切りにして大漁鍋の具に使います。

魚さばきが初めての参加者の方々も、地元の皆さんの親切な指導のおかげで、包丁使いもスムーズに。なかなか上手にさばけました。

氷見の隠れた?名物といえば、富山の冬を代表する魚「ブリ」のラベルが印象的な「ブリンス」醤油。ちなみに、「ぷり」ンスでなく「ぶり」ンスです(笑)。氷見市出身の漫画家・藤子不二雄(A)先生が描いたキャラクターをモチーフにしたデザインで、可愛らしい卓上サイズでお土産にも人気、お刺身にバッチリ合う濃い口しょうゆです。

2日目は、小雨降るなか、農薬、化学肥料や動物性堆肥、除草剤を使用しない農業を実践されている「ナイス・ファーム」さんへ。タネは固定種にこだわり、出来るだけ自家採取をされています。中央の男性が、代表の廣(ヒロ)さん。「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則さんの提唱する「自然栽培」に魅了され、サラリーマンから農家に。

畑に移動して、夏野菜を収穫します。ここで採ったお野菜はお昼のカレーの材料に。

畑を後にした一行はカレー作りへ。講師の先生の教えのもと、アートのように華やかなサラダとカレー作りにチャレンジ。

先ほど収穫してきた夏野菜たち。

今回作るのは、氷見の名物である「氷見カレー」 のルーをベースに、夏野菜をトッピングするスタイル。

ところで、お土産用のレトルトのほか、地元の飲食店などが提供している「氷見カレー」ですが、その定義は「氷見産の煮干しを使用すること」なんです。ご存知でしたか? ご当地愛がいっぱいの氷見カレー。ぐつぐつ煮込むといい香りがあたり一面に漂います。

完成したサラダ。たまねぎとバルサミコ酢をあわせた手作りのドレッシングがアクセントに。お洒落なフレンチレストランの前菜のような、目にも麗しいビジュアルです。

美味しくできたね! いただきます!

 

そして、あっという間に迎えた最終日。この日は朝からようやく晴れ間がのぞき、海のアクティビティ体験です。釣り、イカダ、カヌー、とそれぞれ好きなプログラムを体験してもらいます。

最終日に晴れると、3日間の印象もガラリと変わるもの。ラストは船に乗って青空のもと、気持ちいい風に吹かれました。皆さん、とびきりの笑顔があふれるひととき!

3日間にわたってお付き合いくださった灘浦の地元の皆さんをはじめ、塾長さん、観光協会の皆さん、ありがとうございました!