朝日町の大自然の恵みを「遊び」ながら体験できる「夢創塾」
2019年3月18日 | 最終更新日:2019年4月12日
森の恵みを有効活用しながら、森を守り、育てていく知恵や文化を伝えている自然体験塾「夢創塾」。主宰するのは、長崎喜一さん(グリーンツーリズムとやま理事長でもあります)。
ご自宅近くの谷間にある休耕田跡に15棟の小屋を自力で建て、敷地内には、ツリーハウスやシーソー、ブランコなど、子どもの頃、誰もが一度は夢見た「大自然の中の遊び場」、そんな憧れの世界が広がります。
こちらで体験できるのは、材料の楮(こうぞ)から紙をすく和紙作りをはじめ、竹炭作り、塩作り、森の中でのアスレチック体験、竹トンボなどを制作する体験木工など豊富なプログラム。
食事も、窯で焼く人気のピザ作りや豆腐作りなど、子どもはもちろん、大人も楽しめること請け合いのメニューです。ピザ生地からこぼれ落ちそうなほど山盛りのチーズとトッピングが!
夢創塾のファンは県内外に幅広く、年間約1,800名が体験活動に参加しています。中高生の修学旅行の受け入れ先としても人気が高く、団体客のリピーターも増えています。
不定期に行われるイベントではBBQも頻繁に行われ、地元の方々から差し入れされた、ジビエや魚介などの豪華食材が豪快に並ぶことも。
長崎さんの活躍は国内だけにとどまらず、世界にも広がっています。インドネシアバリ島では、長崎さんが指導した竹炭づくりで特産品が生まれています。「今後は、自分の経験やノウハウ、また先人の知恵や技術を、マニュアル化し、より多くの人に伝承できるように展開していきたい」との思いをお持ちの長崎さん。その活動は、ブログでも日々更新されているので、ぜひチェックを!