1/11 「次世代に引き継ぐための中山間地域づくりを考える」開催しました!

島根県では1998年、中山間地域を総合的に研究する機関として
『島根県中山間地域研究センター』を立ち上げ、
官民共同で中山間活性化計画をもとに「小さな拠点づくり」を推進し、
公民館エリアでの住民による支え合いの仕組みづくりを行っています。

富山県でも中山間地域を見直そうと叫ばれ始めている今、
先進的な事例を参考にしようといつも以上に多くの参加者にも集まっていただき、
なんと遠く奈良県からもご参加いただくこととなった今回の研究会。

「人口減少と高齢化に対応した地域運営の仕組みづくり」を中心に、
島根県中山間地支援センター 主席研究員の有田氏にご講演いただきました。

 

講演資料は82ページにも及び、様々な手法で調査・検討された統計をもとにした
島根県での取り組み、また、官民共同での運営方法等、大変わかりやすく、丁寧にご説明いただきました。

「地域づくり」を行う上で大切にしなければいけないことは、
・集落の方々のやる気を引き出す人(場所)を常設すること
・やる気を積み上げていく形で運営していくこと(したい・してもらいたいを見逃さない!)
・現在人口減少中でも、数十年後に子育て世代が増えているような取り組みを行うこと
・若者世代が ”無理なく” 関われるコミュニティづくりを行うこと
・活動はできるだけ「合わせ技型で行う」こと。→例:サロン(介護予防+こども体験活動+防犯講習)
・地域経済循環をする(地域から出ていくお金を取り戻す)こと
・皆が意見を言える場所にする(危機感を共有する)こと

等々まだまだあるのですが、いちばん重要なのは、『地域住民の皆さんのやる気をいかに育てていくか』。
そのための体制づくりとして、上記のような取り組みが重要であるということです。
また、そうして活動していることで「地域を次世代に引き継ぐために”今の世代が何をやっておくべきか”」が
見えてくるそう。

中山間地が生み出している・保持しているものは本当にプライスレスです。
地域をこうしていきたいを大切に、動ける人の体制を整えていことを始めなければいけません。