とやま帰農塾2017【立山塾】の報告

10月20日(金)~ 22日(日)
中新川郡立山町にてとやま帰農塾「立山塾」が開催されました。

▼10月20日(金)

 

 

 

 

 

 

開講式はグリーンパーク吉峰にて開催。
島塾長らによるご挨拶から二泊三日の「立山塾」がスタートです!

 

 

 

 

 

 

まず訪れたのはグリーンパーク吉峰のおとなり、
富山県の農業試験場です。

 

 

 

 

 

 

 

こちらでは無花粉スギの研究・栽培に尽力されています。
花粉症もちの身(わたし)にとっては、救世主といってよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

みんなで無花粉スギの苗を植樹します。
昨年度からの連続参加の方は、前年の苗がうまく育っているかを
確認するのも嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

植樹完了!
積雪に負けず元気に育ってほしいものです。
ちゃんと場所を覚えておいて、ぜひまたみにきてくださいね。

 

 

 

 

 

続いては、町内でも屈指の観光地のひとつである「称名滝」へ。

紅葉が美しい季節ながら、あいにくの雨となりました。
しかし、霧がたちこめる景観も幻想的で、これはこれで素敵ですね。

 

 

 

 

 

 

滝までは少しばかり距離がありますが、
地元観光ボランティア「立山りんどう会」のガイドさんのご案内により、
自然を観察しながら、ゆっくりと歩を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

カーブをまがり、また次のカーブをまがり…。
そうして、正面に見えたのは、「ハンノキ滝」です。
季節や降雨量など条件が揃わないと見られない幻の滝です。

 

 

 

 

 

 

そして、落差日本一(350m)の称名滝。
このダイナミックさは現地に行かないと分かりませんね!

▼10月21日(土)

 

 

 

 

 

 

立山塾二日目。
列島に台風が近づいておりますが、ゆっくりと来てくれるよう、祈ります。
本日の天候は何とかもちそうです。

 

 

 

 

 

 

まずは、新瀬戸地域へ。
”越中瀬戸焼”の里「陶農館」へ到着しました。

 

 

 

 

 

 

この日は年に一度実施される登り窯の”火入れ”の日。
越中瀬戸焼の陶芸家である「四郎八窯」の加藤聡明先生にご案内いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

火入れは神聖な儀式です。
神様へのお参りからスタート。

 

 

 

 

 

 

お神酒をいただきます。

 

 

 

 

 

 

何気なく配られたこのおちょこも、越中瀬戸焼です。

 

 

 

 

 

 

登り窯への薪入れに挑戦。
こうして、一日がかりで薪をくべていき、
夜に向かって少しずつ温度を高めていくそうです。

 

 

 

 

 

 

続いて、陶芸体験がスタート。

 

 

 

 

 

 

今回は手びねりで自由にお皿をつくります。

 

 

 

 

 

 

 

皆さんそれぞれの個性が出ている作品ができました。
完成が楽しみですね!

 

 

 

 

 

 

昼食は、近くにある旧新瀬戸小学校へ移動。
少子化による生徒数の減少のため、平成28年度より休校となってしまった校舎です。

 

 

 

 

 

 

ピンチをチャンスに。
地元有志の皆さんにより農家レストランに生まれ変わったランチルーム。
予約があったときのみ営業されているそうです。

 

 

 

 

 

 

地域を活性化させるため、様々なことに取り組んでいるという新瀬戸地域。
またぜひ訪れてみたいですね!

 

 

 

 

 

 

続いて訪れたのは、和紙職人

川原隆邦さんのコウゾ畑です。
コウゾは和紙の原料ですが、国内の和紙産地で原料からつくっているところは、
ほとんどないのだそうです。

 

 

 

 

 

こちらがコウゾの葉っぱ。
特徴的ですよね。

 

 

 

 

 

 

手分けしてコウゾ収穫作業を実施。
枝に手を滑らせると、葉っぱがプチプチ抜けて楽しいです。

 

 

 

 

 

 

場所がかわり、こちらはやはり川原さんのトロロアオイ畑。
トロロアオイもまた和紙の原料のひとつです。

 

 

 

 

 

 

 

みんなで協力して引っこ抜き、根の部分を収穫します。
これがどうやって紙になるのか、楽しみです。

 

 

 

 

 

 

コウゾとトロロアオイの収穫作業がこれにて完了です。

 

 

 

 

 

 

いよいよ虫谷地区の川原さんの和紙工房へ到着。

 

 

 

 

 

 

プールに浮かんでいるのが煮たコウゾです。

 

 

 

 

 

 

コウゾを叩いたものを水につけると、何とも表現しがたい独特の触感となります。

「これはやった人にしかわからない」と川原さん。
これが、川原さんが提供されている和紙体験の根幹の部分なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

川原さんのお手本を確認した一行、いよいよ紙すきに挑戦です。
今回はA3サイズの特別版!腕がプルプルする!

 

 

 

 

 

 

すき終わった和紙を重ね、しばらく水を抜いた後に、一枚ずつはがす作業に入ります。
川原さん曰く、紙をはがして、乾燥させる一連の工程がもっとも重要だといいます。
ここで失敗しては台無しだからです。

 

 

 

 

 

 

 

ひとりずつ、丁寧に、しっかりと和紙を乾かしていきます。
こうしてついに、和紙が完成します。

 

 

 

 

 

 

それぞれの工程について、参加者がきちんと責任をもち、
真剣に取り組むことができる川原さんの和紙体験は、
ほかの場所ではできない得がたい経験です。

 

 

 

 

 

 

虫谷地域のゲストハウスにて、みんなで夕食の準備。

 

 

 

 

 

 

地元の移住者の皆さんらと、家族のような食卓。
川端さんのお料理は今日も絶品です。

▼10月22日(日)

 

 

 

 

 

 

立山塾、ついに最終日です。

 

 

 

 

 

 

 

じゃーーん。
この日は立山登拝のための白装束に着替えて、芦峅寺(あしくらじ)地域を巡ります。

 

 

 

 

 

 

 

背中に背負うのは「立山大権現」の文字。
かっこいいですよね!

 

 

 

 

笠もあります。

 

 

 

 

 

 

地域おこし協力隊の松田さんによる、
立山登拝、立山信仰についてレクチャー。

これで予習はバッチリです。

 

 

 

 

 

 

 

雄山神社へ到着。
立山山麓の雄山山頂にある「峰本社」に対して、
こちらは「芦峅中宮祈願殿」の位置づけとなる場所であり、立山信仰の拠点です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、こちらが女性の装束です。

 

 

 

 

 

 

 

その後も立山博物館、閻魔堂~布橋周辺をめぐった一行。

あいにくの雨のため、あまり屋外にはいられませんでしたが、
普段着とはまた異なる心もちで、芦峅寺を楽しむことができたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

最後のプログラムは、芦峅寺ふるさと交流館にて、
川原さん作成の版画による「護符づくり」です。

まずは、松田さんによるデモンストレーション。

 

 

 

 

 

じゃじゃーーん。
こんな感じです。かっこいいですよね!

 

 

 

 

 

 

真剣に取り組む皆さん。
納得のいく護符は作れたでしょうか?

 

 

 

 

 

 

最後のお食事は、芦峅寺ふるさと交流館が提供する精進料理です。
つぼ煮、やきつけなど、地元で採れた食材を主に使用した、
最高の健康食です(しかも美味しい)。

 

 

 

 

 

 

終始アットホームな雰囲気だった今回の立山塾、
名残惜しいですが、これにて終了です。

立山町の皆さまありがとうございました!
参加者の皆さま、またぜひこの町に帰ってきてくださいね!