とやま帰農塾【砺波塾】の報告(後編)
投稿日:2015年10月22日 | 最終更新日:2016年2月18日
カテゴリー: とやま帰農塾
→2日目の続き…
午後からも体験は盛りだくさんに続きますよ。
まずは、りんごの摘み取り作業を体験します。
砺波のりんごのおいしさの秘密は、りんご産地としては気候が温暖なこと、一年を通して豊かな清流に恵まれていること…などの理由があります。
果実に袋をかけない栽培方法は、太陽がたっぷり果実に当たり、一層の甘みが加わるそうです。
続いての体験は、里芋の掘り取り作業です。
土から掘り出した里芋をバラバラにほぐしていく作業です。
砺波の里芋は、柔らかく粘りがあって、独特の甘みがあります。
煮物や汁物に最適です。
ポロポロ芋がほぐれて、面白くって夢中になります♪
農作業体験が続いたところで、ちょっとブレイクタイム。
お次は雅楽鑑賞です。
砺波伝統の家屋「アズマダチ」の庭園に設えられた雅楽の舞台は、とても厳かな雰囲気。
しばし日常を忘れて優雅な世界を味わいました。
そして、今宵の「村づくり談義&地域交流会」の会場は、『農家レストラン大門』です。
こちらは、築120年の古民家を改築した農家レストラン。
平成27年3月にオープンしたばかり。
砺波の伝統家屋「アズマダチ」の中で、砺波の伝統料理をいただきました。
▼3日目 10月18日(日)
砺波の伝統家屋「アズマダチ」の典型例として、県有形文化財に指定されている『入道家(ニュウドウケ)』を見学しました。
「アズマダチ」とは、正面に三角形の大きな切妻を東側に向けた建て方。
太い梁の上に天井を張る「枠の内」造りの広間を中心に、仏間、客間などを備えた間取りが多く見られます。
重厚な造りですね。
入道家を後にした一行は、『チューリップ四季彩館』『となみ散居村ミュージアム』を見学しました。
色とりどりのチューリップが一年中楽しめる『チューリップ四季彩館』
『となみ散居村ミュージアム』では、今ではめったに見られなくなった昔の生活用具「民具」の展示を見学しました。
そして、昼食&閉講式。
お弁当は砺波や富山県の特産をふんだんに使った「となみ野弁当」。
砺波の見所や特産物をたくさん堪能できた充実の3日間。
お土産もいっぱいいただいて、本当に大満足の砺波塾でした。