築100年の古民家でいたただける塩麹入りピッツァ「Cucina Nobu」

エリア
砺波・五箇山エリア
目的
地産地消のレストラン・カフェ・農家レストランなど

南砺市にある「Cucina Nobu」。この地方独特の「アズマダチ」と呼ばれる伝統的な築100年の家屋をリノベーションした立派な家屋の中でいただけるのは、看板メニューのピッツァをはじめ、シェフ自慢のイタリアンとこだわりのワイン。

オーナーシェフの井上浩延さんは、東京生まれ。幼少時代は、兵庫や奈良で暮らし、大学からは北海道へ。卒業後、道内のリゾートホテル内のイタリアンで働いていた頃に出会った奥様とご結婚。若かりし頃のお二人は、「いつかピザ窯とカウンターのあるお店を持ちたい」と、理想とする店舗のイラストを落書きのように描いていては、夢を語り合っていたそうです。そして、実際に夢が叶い、空き家を改修して開業したのが20187月。

井上さんファミリーは、2015年、神奈川県からご家族で南砺市に移住。3年間は地域おこし協力隊として活躍し、任期中から、様々なイベント時に料理を出店するなど、食にまつわる活動を続けてきました。協力隊の任期後は、新しくオープンするお店を任される話が進んでいた矢先、運命を変えたのが、井上さんが取り上げられた地域おこし協力隊にまつわる新聞記事でした。

「イタリアンの料理人」という経歴が紹介された記事を読んだ、南砺市に空き家を持つ所有者が連絡をして来たのです。「ぜひ井上さんにこの空き家でイタリアンのお店をやってほしい」。魅力的な話でしたが、次の進路が決まっていたため、いったんはお断りすることに。その後、進んでいた仕事の話が頓挫してしまい、「空き家でイタリアン」の話がふたたび息を吹き返しました。

 

「不思議なことに、空き家の所有者である社長さんは、僕が北海道時代に働いていたお店の系列店のファンで、そこのピッツァが大好きでした。さらに、系列のお店が富山市内にも進出するなど、ただならぬご縁を感じました。すべては必然だったんだと思います」。

赤いタイルがお洒落なピザ窯は井上さんの手作り。昔からご夫妻が思い描いていた「ピザ窯とカウンターのあるお店」が完成しました。

 

 自慢は何と言ってもピッツァ。生地に塩麹を練り込んでいるのが特徴で、軽い食感と冷めても硬くなりにくい、という特別な工夫がされています。

移住してから生まれた2人目の子どもをおんぶしながら、奥様も接客を手伝います。「子どもに安全なものを食べてほしい、という思いもあるので、お子様ランチもご用意しています。お客様はご近所さんが一番多いですね」という言葉の通り、子連れのお母さんたちの姿も多く、中には三世代の大家族で来られる方も。上の写真は、井上さんがまだ、地域おこし協力隊だった頃、地元で行われた伝統的家屋を使ってのイベント出店時の様子。

 「女性が一人でランチに来てくれることもあります。夜、フラッと訪れることの出来る、そんな入りやすいお店を目指しています。普段、あまり馴染みのない方も、ワインを楽しんでいただければ」と井上さん。

多くのスタッフを抱え、経営者としても多忙な日々。「想像以上に大変なこともありますが、考えたことを即、実行に移せる『強み』もあります。何よりお客様の反応をダイレクトに感じられるのは最高に嬉しいですし、毎日が楽しい。好きなことを仕事に出来て幸せです」。イキイキとした表情の井上さんの手から生まれるお料理の数々は、思わず笑顔になる美味しさ。

 ワインの飲み放題もつけられるパーティメニューもあるので、ぜひ一度、お試しを。毎週水曜はテイクアウトピッツァがお安くなるサービスデーもご用意しています。

クチーナ ノブ

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