八尾町の福祉作業所が運営する「工房 風のたより」

エリア
富山・八尾エリア
目的
直売所・地産地消のお店、地産地消のレストラン・カフェ・農家レストランなど、工芸

 風情あふれる八尾町の上新町にお店を構える「工房風のたより」。喫茶店と、八尾の魅力を活かした雑貨、地域の特産品を生かした菓子製造などを行っています。

 

母体は八尾町福祉作業所「おわらの里」を運営する社会福祉法人フォーレスト八尾会。「おわらの里」は、今から20年以上前に、知的、身体、精神、3つの障がいを持つ方々のために開設された施設です。その後、2004年に利用者の方々の就労支援の場として、また、観光客の立ち寄りスポットとしてオープンしたのが「工房風のたより」です。八尾町の賑わい創出、地域とのかかわり、といった思いから開店しました。

中に入ると、囲炉裏があたたかな雰囲気を醸し出す民芸風なインテリア。

作業所の方たちが手作りした八尾にちなんだ雑貨がところ狭しと並びます。

「おわらの里」支援員の花木芽久美さんによると、「裁縫が得意な人もいるので、そうした得意分野を活かした商品作りをしています。お土産として売れるもの、自分たちが自信を持ってオススメできるものを作るように意識しています」とのこと。

 

 

入って一番奥には菓子製造などを行う「桑菓子工房まるベリー」があります。英語で「桑」の意味を持つ「マルベリー」。かつて八尾町の地場産業だった養蚕業にちなみ、桑の葉にちなんだお菓子を製造しており、桑パウダーを使ったクッキーやシフォンケーキなどを作っています。

「おわら風の盆」で知られる八尾町らしく、一枚一枚、手で型抜きされた踊り子たち6種類が詰まった「踊り子せんべい」も人気です。

桑茶や桑の葉ソフトクリーム(5月~10月)などがいただける喫茶スペースは、時間が経つのを忘れてのんびり過ごすのに最適な空間。「冬の間は閉まる店が多い八尾町で、お店を開けていられるのも、社会福祉施設だからこそ。おわらの時期に訪れて町を気に入ってくれた方が、別の時期に来てみようと足を運んでくださったり。おわらの賑やかな時期以外に、平日の昼間も、町を訪れてくれる人がぽつりぽつりと増えてきている実感があります」と花木さん。

八尾町の雰囲気にひたりながら、お店の方とおわら談義で盛り上がる、というのも粋な過ごし方。散策で歩き疲れたら一服の清涼剤を求めて訪れたい、そんなお店です。

 

八尾スイーツのお店「工房 風のたより」

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